8KVR『カナシミの国のアリス』
2019年 12月 07日
音楽で参加させていただいた、
NHKエンタープライズ8KVR作品『カナシミの国のアリス』の国内上映会@日本科学未来館へ。
300インチスクリーン + 8K3D + 今回は22.2ch サラウンド立体音響という超豪華仕様。
メディアアートの聖地オーストリア・リンツの「Ars Electronica」での常設も決定した模様。
いつかアルスのDeep Space行ってみたいなぁ。



今回、久々に鑑賞して、色々と気づく点も多かった。
洞窟でアリスの鳴き声とともに、雨音とピアノが重なるシーンがあって、
会場の広さもあってか、本当の洞窟にいるような錯覚に入った。
スクリーンが大きくて3Dだと、実際に舞台を見ている感覚にもなり、
スモークとか舞台照明なども駆使すると、もっとよい体験コンテンツになる気がした。
手軽に動画や映画もスマホで観れる時代だからこそ、
どこまで体験型リッチコンテンツを追求できるか、
作品制作を通して、そんなことを考える時間になりました。

2019/12/7〜8の「NHKサイエンススタジアム2019」
https://www.miraikan.jst.go.jp/event/1910251624954.html
でも一般公開されます。是非、お時間のある方はこの機会に!
______________________________________________

8K×3D×interactive『カナシミの国のアリス』
(リンツ・オーストリアArs Electronica Festival 2019出品)
「カナシミの国のアリス」は、8K超高精細映像による物語空間体感型エンターテイメント作品。
正面床面Dual Projectionと22.2chサラウンド空間に、
TouchDesignerを使ったインタラクティブな仕掛けを組み込んだ世界初の試み。
リアルと異なる次元の拡張空間を創出し、空間そのものを物語体感装置化する。
主演 モトーラ世理奈
制作 NHKエンタープライズ
_